ムジカコスモコンサートは、マリンバ奏者をはじめピアノ・バイオリン・フルートなどを教えるプロの先生たちと合同で行う年に1度の発表会です。
毎年、都心のホールで行っています。
今年2008年も2月11日（祝）に新宿の明治安田生命ホールで行われました。私の教室からは5歳のお子さんから社会人の方まで14名の方が日頃の成果を発表されました。

この発表会は私の高校大学時代の恩師である岡田知之先生（現・洗足学園大学学部長）と奥様である岡田みな子先生、そのご友人の先生、そして岡田先生の弟子である私達、合わせて１２人の講師とその生徒さんたちによる合同の発表会です。

楽器はマリンバを始めピアノ・ヴァイオリン・フルート・小太鼓・そしてカホンといった様々な楽器のオンパレードで、今年は総勢６０名の出演者となりました。
小さなお子さんから小中高校生、大学生、主婦の方、ＯＬの方やプロのネイリストの方。そして医師の方や会社員、定年された熟年紳士の方などその顔ぶれも多種多様です。

私の教室からは下は６才の幼稚園児から上は４０代の会社員の方までマリンバ・ピアノ合わせて計１４名の生徒さんが出演しました。
（発表会はあくまで自由参加。強制はしません。ですので事情で出演されない生徒さんもいらっしゃいます。）

マリンバを始めてまだ半年、１０ヶ月といった生徒さんも発表会に向けて一生懸命練習し、立派に舞台に立たれました！
毎年ためらってためらって、やっと参加を決め、舞台に立ってみたら最高の演奏をし、満面笑みの女の子。
忙しい仕事の合間をぬって、毎週時間を作り長時間のレッスンを頑張った会社員の方。次の年のデビュー☆に向けてじっくり鑑賞している生徒さん、みんなそれぞれの思いで発表会を終えました。

実力を出し切った人、緊張してしまった人、いつも以上に出来た人、覚えてない～と言う人。
みんなそれぞれ色々ありますが、どの生徒さんにとっても有意義な舞台であったことは間違いありません♪

名前を呼ばれて袖口から舞台に出て行く緊張感。曲が始まってマレットをかまえた瞬間の緊張感。終わった後の達成感。沢山の拍手。
日常のレッスンでは絶対に感じられない背すじの伸びる瞬間です。私はこの瞬間が大好きです。

上手くいっても、うまくいかなくても、よしまた舞台に上がるぞ～！頑張るぞ！！と思ってほしい。
これが発表会の魅力です。
生徒さんの中から未来のマリンバ奏者や音楽家が誕生するかもしれせんね。

発表会のあと帰ってきて一杯飲みながら生徒さん全員の演奏のビデオを見ます。１年に１度、私の至福の時です。

このとき、「よし、来年はピアノ伴奏もっと頑張ろう～～」と毎年思うのですが・・・。
このお話はまた。